高槻一朗の映画の話

映画について考える

犬神家の一族(1976)角川映画の時代の始まり 

昔、と言っても1970年代の事で、今から50年くらい前の事になる。

一世を風靡した「角川映画」という一群の映画作品がある。

私は1960年代前半に生まれて、70年代の半ばに中学~高校生時代を迎えていた。

子供向けの映画から大人も観るジャンルの映画に興味が出てきた頃だ。

テレビで放送している映画と言えば、ハリウッド映画を中心とした洋画ばっかりだった印象があったから、そんな中で出てきた「角川映画」が、国産映画として、とても刺激的に見えた。

 

ブログという媒体を使うが、これから書くのは自分史でもあるので、少しずつ書きつないでいく。

時間をかけて完成させるということ。

 

まずは、角川映画について、自分なりの思いや考えを綴ってみよう。

 

犬神家の一族」から始まった。

金田一耕助というとこの映画で石坂浩二が演じた金田一が一番印象が強い。
それだけインパクトがあった映画だった。
白いマスク姿の佐清が、正直恐ろしかった。

大野雄二のテーマ曲も懐かしい。ノスタルジックな感じのする曲で、場面が急展開する時の曲との対比で、犬神家の長い歴史の流れを感じさせる。

角川映画としての第1作目としても、邦画としても大ヒットして、この石坂・市川崑金田一はシリーズ化されるが、角川映画としての製作はこの1作だけだ。
角川映画としては「二番煎じ」はしないとのことだったらしい。

角川文庫の横溝正史は、映画のたびに売れたらしいが、私はおどろおどろしい映画は実は苦手で、あまり読んでいない。特に表紙が怖くて。。。

 

 ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本  製作年 1976  公開年月日 1976/11/13  上映時間 146分
製作会社 角川春樹事務所  配給 東宝  1.5.1  カラー/ビスタ 

スタッフ
監督:市川崑  脚本:長田紀生日高真也市川崑  
原作:横溝正史  
製作:角川春樹市川喜一  製作補佐:藤田光男
撮影:長谷川清  音楽:大野雄二  助監督:加藤哲郎 

キャスト
石坂浩二高峰三枝子あおい輝彦地井武男
島田陽子坂口良子

 

小沢栄太郎加藤武大滝秀治三木のり平横溝正史三國連太郎

解説
名探偵金田一耕肋を主人公にした横溝正史の同名小説の映画化で、湖畔にそびえる犬神邸に次々と発生する怪奇な連続殺人事件に挑む金田一耕肋の活躍を描く。脚本は「反逆の旅」の長田紀生日高真也市川崑の共同、監督は「妻と女の間」の市川崑、撮影は同じ「妻と女の間」の長谷川清がそれぞれ担当。

 以上(KINENOTEより抜粋)